スキマバイト、 同じ企業で働く際にはご注意を

働き手の1人が複数のアプリを使い、同じ企業で月160時間、週あたり40時間を超えて働いた場合、労働基準法違反に問われかねない可能性があります。

労基法では1日8時間、週40時間を超えて働かせるには労使協定を結び、超えた分の割増賃金を支払う必要があるため、利用企業の対応が必要となります。
厚生労働省は労基法に基づき、労働時間の管理責任はアプリ事業者ではなく、雇っている企業にあるとしています。
また、アプリ事業者の多くは「労務管理を代行する」などと、雇用主が管理の手間を省ける事を売りにしていますが、アプリ事業者には、他社アプリを含めて管理する仕組みはないため、十分な管理は難しい面があります。
スキマバイトをご利用の際は、ご注意ください。