●社会保険適用拡大後も扶養内勤務を続けたい場合は…
社会保険料の負担が増えないように、年収を抑えようと意識する金額のボーダーラインが、いわゆる「年収の壁」。
10月の社会保険適用拡大により、社会保険加入対象になってしまう人が、
引き続き扶養内勤務を続けたい場合は…
・週の勤務時間を20時間未満にする
・月給8万8000円(年106万円)を超えないようにする
いずれかの調整が必要になってきます。
単純計算で、週20時間(月間80時間)勤務で月給8万8000円に抑えるためには、時給は1,100円以下である必要があります。
社会保険に加入すると、収入の14%ほどが保険料として引かれるため、給与の手取り金額がかなり変わってきます。
この機会に、シフトが減らした場合、逆に働く時間を増やした場合、どの程度の手取りになるのかシミュレーションをしてみるのも良いでしょう。